緑の新幹線200系引退、そして新たな世代へ
2013年3月15日、200系は定期運転を終了し、そして同年4月14日、完全引退することとなりました。
2011年10月18日の東北新幹線引退以降は上越で静かに運用されていましたが、2013年1月26日からはK43,47,51の3編成体制での運用となり、引退への最後のカウントダウンが本格化していた中、とうとうこの日を迎えてしまったわけです。
200系と言えば「緑の新幹線」として東北・上越新幹線開業当時から運転されてきた車両であり、0系と同様の団子鼻がトレンドの非常に愛着を持てる車両でしたが、E2系、E4系、E5系の登場とともに活躍の場は縮小していきました。これらの車両の祖先とも捉えられると言うことで、時代の流れを象徴してきた列車であったと思います。
今回はそんな200系の写真を稚拙ではありますが軽く載せていこうかと思います。尚、以下の記事で東北新幹線からの引退を特集していたので、今回はその他の写真を紹介したいと思います。
http://wing400tsubasa.hatenablog.com/entry/20120306/1330998283
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東京では主に並びを記録してきました。個人的には、新旧の並びと言うのが将来幹線車両の時代の流れを感じさせる画になると思っていたからです。
あまり行ける機会のない上越新幹線沿線駅でも少しずつ記録してきましたが、失敗写真が多いのも残念です(汗)
田端にある車両基地で休んでいる200系を車内から記録したこともありました。
東北新幹線引退後もたまには東北新幹線上を走行したこともありました。予定が上手くかみ合わないこともあり、記録してみたかった場所でできなかったのが心残りですが、記録できただけでも良かったと思うしかないと言う・・・
そして自分が最後の姿を見たのは3月23日の臨時列車となりました。その後3月30日、4月13、14日にもラストランが行われ、多くの人に見送られました。
200系は魔改造でも有名な車両であり、何度か改造・リニューアルをなされました。特にリニューアル車で最古の車両が残っていたK21とK25は特に大きな功績を挙げたと思っています。K21は新幹線車両としては最長の29年292日(1982.3.30~2012.1.16)と言う記録を築きあげ、K25は2004年の中越地震で脱線事故を起こしたにも関わらず死傷者ゼロと言う新幹線ブランドを守り抜きました。
E2系,E4系,E5系の登場に伴い、多くの200系は活躍の場を失いました。しかしこれらの車両の原型ともいえる200系の技術は後世の車両にも伝えられていくことでしょう。200系が0系の技術を培われている様に・・・